症状
肩から下がる腕には常に重力がかかっています。そのため、肩には腕の重さ(男性6〜7kg 女性4〜5kg)がかかっているため、特に原因がなくても五十肩になることがあります。
その腕の重みを支えているのが肩の4つの筋肉(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)です。
では、どのように肩関節周囲炎(五十肩)になるのか説明しましょう。
図にある4つの筋肉のどれかに炎症が起きると、痛みから上手く使えなくなり、残りの3つの筋肉で腕の重さを支えるようになります。
そして、体が肩関節をこれ以上動かしてほしくないため、その他の筋肉にも痛み・腫れ・熱感が起こります。
炎症は肩の動かしにくさや痛みとしてあらわれますが、その状態で無理をして肩を使うことで炎症が長く続くことになり、筋肉の摩擦を防ぐための筋膜が、くっついて固まってしまうのです。(炎症が強いと夜の『ズキズキ』した痛みも起こってきます)
4つの筋肉のいずれかが固まってしまい、無理にはがそうとすると(動かそうとすると)はがれにくいために痛みがでて、肩も挙がらなくなります。
当院の治療内容
段階的な治療をすれば固まった筋肉もはがれやすくなります。
①まず炎症による痛みを止めるために冷却し、炎症を引かせます。
②痛みが引いた後に痛みにより固まった筋肉を柔軟にするために運動・温める・マッサージ(手技治療)等をしていきます。
この疾患に関しては週単位ではなくて、月単位で見てもらわないといけません。 時間をかけて悪くなっているので、治す場合にも時間をかけて、治していかないといけないということです。そのため、正確な治療でできるだけ早く治療を始める必要があります。
- 服を脱ぐときに痛みを感じる
- 夜寝ていると痛みをズキズキ感じて眠りが浅い気がする
- 身体の後ろに手を回す動作がしにくくなった
- 洗濯物を干すなど、腕を上に挙げるとツライ
お電話ありがとうございます、
やまざき鍼灸整骨院でございます。